Pharmacy business
業務内容
在宅業務
Home Medical
在宅業務
フィジカルアセスメント技術向上のために
フィジカルアセスメントとは、患者様の体に直接触れて、意識レベルや体温、脈拍、呼吸などのバイタルサインなどを観察して患者様の症状や状態を把握することです。薬剤師のバイタルサイン確認により「薬の効果と副作用チェック」という薬学的管理を行い、チーム医療の一員として専門性を発揮することができます。メディスンではすべての薬剤師に聴診器を配布、またフィジカルアセスメントトレーニングモデル“フィジコ”を用いた研修をしております。 実習項目として、瞳孔反射、血圧測定/脈診(頸動脈/橈骨動脈)、呼吸音聴診、心音聴診、腹部音聴診、心電図の確認ができます。
正常音と異常音を聞き分け、アセスメント(評価)できるよう繰り返し練習しています。
フィジカルアセスメントに必要な基本技術を習得するため、社内研修を行なっています。
無菌調剤室
在宅で輸液や痛みを和らげる注射が必要な方のため、無菌調剤室を備えています。退院のネックの1つが輸液による栄養管理や痛みの管理です。在宅で輸液療法を受けられたら、もっと早く退院できる可能性があります。その思いをかなえるため、中田みなみ店に無菌調剤室を備えています。当社の無菌調剤室には、ISOクラス4のクリーンベンチを設置、さらにエアシャワーやパスボックス等の設備も備え、無菌的に輸液等の調製ができる環境を整えています。
多業種連携について
医療・介護にかかる多職種連携を実施しています。処方医をはじめケアマネージャー、訪問看護師やヘルパーなど患者様にかかわる様々な職種の方と連携し、お薬を通じて患者様の生活を支援します。
•認知症に係る多職種協働のための研修
•緩和ケア研修
•ケア会議
•退院時カンファレンス などに参加
地域活動への参加
◆地域交流会への参加なども積極的に行っています。
◆地域薬剤師会活動への協力
•地域防災訓練参加
•災害薬事コーディネーター
•学校薬剤師
•S型デイサービス
薬局業務
Pharmacy Business
薬局業務
調剤室設備
全店に全自動錠剤分包機、自動散薬分包機を備えています。また、軟膏の練り合わせが多い店舗には、軟膏練り機、水剤業務の多い店舗には定量水剤分注機を導入することでお薬をご用意する時間を短縮し、患者さまをお待たせしないようにしています。
また、調剤過誤防止システムも導入し、調剤時のリスク軽減と業務効率化を図っています。
快適な薬局をめざして
薬ができるまでの時間を快適に過ごしていただくため、また多くの方に来局いただくための薬局作りに取り組んでいます。入口に段差があった店舗は、足腰の弱い方・車椅子の方に配慮して、エントランスをスロープ状に改修しました。薬をお渡しするカウンターには、仕切りを置いてプライバシーの保護に配慮しています。その他にも車椅子の方にもご利用いただける化粧室やおむつ取り替え用ベッドを設置しました。
またリラックスしてお待ちいただくことができるように、待合室には座り心地の良いイスやマッサージ機、給湯機・給茶機などを設置。小さなお子様が楽しめるプレイルームを設けている店舗もあります。
スマホな薬局
昨今ジェネリック医薬品の普及や薬の種類の増加などにより、薬局での待ち時間が増えている中、当社では患者様に時間を有効に活用していただくために2014年8月21日より静岡市内、静岡県内、東海地域で初めて処方せん送信アプリ『スマホな薬局』を導入しました。
患者様が薬局への移動中や買い物中にお薬を準備いたしますので、薬局での待ち時間を有効に活用することができます。また、お薬が出来次第お知らせいたしますので患者様には待ち時間なく、お薬を受けとることが出来るサービスとなっております。
BLS(一次救命処置)の技術取得
BLS(一次救命処置 BLS:Basic Life Support)とは、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。特殊な器具や医薬品を用いずに行う救命処置であり、胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)、そしてAEDの使用を主な内容としています。社員すべてがBLSを実践的に行うことができれば、患者さまにとって、非常に心強いことだと考え、静岡メディスンでは、全社員のBLS資格取得を推進しています。